CON-EX 2023 で文献発表をしました

10月27日(金)”CON-EX 2023”に於いて、一般講演をしました。

タイトルは「HLU(ハンドレイアップ)成形過程における木型・樹脂型及び成形品の形状変化」です。

発表資料は、弊社知財のため掲載出来ませんが、概要を以下に記します。

顧客から支給された3Dデータが、最終成形品にどれだけ再現されているかの検証です。

3Dデータ ⇒ 木型 ⇒ FRPマスター型 ⇒ FRP成形型 ⇒ 成形品

用いる樹脂や硝子繊維の構成や成形品形状などにより、経験則で収縮などを推定して木型制作を行いますが、トレサビリティをした文献は見当たりません。

同様の検証を重ねる事で、経験則だけで無く、定量的な推定値を後継者の情報にしたいと考えています。

今回、顧客の知財である成形品に関するデータ使用を許可頂き、近畿大学工学部の協力を受け、文献作成をすることが出来ました。

今後も、好奇心を持って日々の作業に向かい合って参ります。

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